地域猫活動を始めたい(鳥取市の始め方と県の支援)

鳥取市で保護猫活動をしているOhanaが、市や県の公式情報をもとにまとめています。制度や日程は変わることがあるので、最新の情報は各窓口でご確認ください。

先に結論

鳥取市で「地域猫活動」を始めるには、最初に鳥取市保健所 生活安全課へ相談します。自治会などの了解を得て、2人以上のグループで申請すると、市が不妊・去勢手術などを支援します。

電話:0857-30-8551(鳥取市保健所 生活安全課 動物愛護係)

  • 地域猫活動は、野良猫を追い出すのではなく、地域の人が協力して、手術・えさ・トイレの管理をして、増やさない取り組みです
  • 市の支援を受ける条件は、成人2人以上のグループ(活動する地域に住んでいる人か、働いている人を1人以上含む)と、自治会などの了承です
  • 鳥取市以外の市町村の相談先は、各市町村の窓口です(市町村別の補助金一覧)

地域猫活動とは

鳥取市のページでは、地域猫活動は、野良猫を排除するのではなく、地域の住民が飼育管理することで、トラブルをなくす取り組みとされています。対象は、地域住民の認知と合意が得られている、特定の飼い主のいない猫です。

野良猫と違って、地域猫は、次のように管理されます。

  • えさや水をあげる場所と時間を決める
  • 排泄物を片づけ、周辺を掃除する
  • 不妊・去勢手術をして、これ以上増やさない
  • 飼育管理をする人を、はっきりさせる

手術の補助金だけを知りたいときは、「鳥取市の野良猫の不妊・去勢手術の補助金」をご覧ください。

鳥取市の支援を受ける条件

対象の地域 飼い主のいない猫によって生活環境に支障が出ている地域、または、放っておくと支障が出るおそれがある地域
支援を受ける人 活動する地域に住んでいる人か、働いている人を1人以上含む、成人2人以上のグループ
自治会などの了承 活動の内容を、自治会などに説明して、了承を得る
えさ場とトイレ 設置する場所を決める。土地の所有者や管理者の承諾が必要
管理する猫 飼い猫と飼い主のいない猫の頭数を調べ、管理する猫を把握する

市は、これらの条件のもとで、自治会・町内会などの了解のもとに、複数の地域住民が行う地域猫活動に、不妊去勢手術などを支援するとしています。費用の支援の内容は、市のページに書かれていません。生活安全課に確認してください。

始め方と活動の流れ

  1. 生活安全課に事前に相談する活動の内容が、支援の対象になるかを、必ず確認します。市のページには、実施要綱と実施マニュアルのPDFもあります
  2. 自治会などに説明して、了承を得る活動の内容を説明して、地域猫活動を行うことへの了承を得ます
  3. えさ場とトイレの場所を決める土地の所有者や管理者の承諾が必要です。飼い猫と飼い主のいない猫の頭数も調べます
  4. 申請する「地域猫活動支援申請書」に、管理対象猫一覧表、構成員名簿、活動地域の図などをつけて出します。市から、支援できるかどうかの通知が届きます
  5. 活動を始めるえさ場とトイレを設置し、猫を捕獲して、指定の場所で不妊・去勢手術を受けさせます。捕獲する前に、チラシなどで地域に知らせます
  6. 毎日の管理を続ける決まった時間・場所でえさをあげ、毎日、ふんを片づけて、えさ場とトイレのまわりを掃除します。手術の経過や、全頭の手術が終わったことなどを、地域の住民に報告します

新しく猫が移り住んできたときは、その猫にも手術を受けさせて管理し、「変更届」と、変更後の管理対象猫一覧表を出します。

活動の報告

活動をしている間は、「地域猫活動報告書」と、そのときの管理対象猫一覧表を、半年ごとに出します。

期間 提出期限
上期(4月1日〜9月30日) 10月20日まで
下期(10月1日〜翌年3月31日) 4月20日まで

市のページの最終更新は2024年5月1日です。最新の内容は、事前に生活安全課へ確認してください。

鳥取市地域猫活動等支援事業の流れ(鳥取市)

県の支援

県には、地域猫活動やTNR活動を支援する制度が2つあります。

制度 内容
地域猫活動モデル事業 地域猫活動を行う市町村への支援。手術費・広報費の補助、えさ代などの管理費の助成、専門家の助言があります。活動するグループは、事前に、活動する地域の市町村に相談します
TNR等活動支援補助金 県内(鳥取市を除く)で、飼い主のいない猫5頭以上の不妊・去勢手術を受けさせた個人や団体に、手術の費用を除く活動費(えさ、消耗品、ガソリン代など)を補助します。1頭2,000円、上限は個人6万円・団体20万円。申請は11月1日〜2月28日

TNR等活動支援補助金は、鳥取市を除く県内が対象です。県の窓口は、くらしの安心推進課(0857-26-7593)です。

TNR等活動支援補助金(鳥取県)

地域猫活動モデル事業(鳥取県)

保護猫Ohanaについて

Ohanaも、外で暮らす猫を捕まえて手術をし、元の場所に戻すTNRに取り組んでいます。これまでに50匹のTNRを行ってきました(2026年10月時点)。ただ、いまお世話している猫たちの医療や譲渡に全力で取り組むため、現在、保護(引き取り)のご依頼の受付を一時お休みしています。

よくある質問

地域猫活動は、一人でも始められますか?
鳥取市の支援を受けるには、成人2人以上のグループが条件です。活動する地域に住んでいる人か、働いている人が、1人以上含まれている必要があります。
自治会の了承がないと、始められませんか?
鳥取市の支援は、自治会・町内会などの了解のもとで行う活動が対象です。活動の内容を説明して、了承を得ることが条件に入っています。
えさやりだけをしてもいいですか?
市は、えさやりだけでなく、不妊・去勢手術、排泄物の片づけ、周辺の掃除などを、地域のルールに基づいて行う取り組みとしています。
鳥取市以外に住んでいる場合は?
市町村ごとに、支援の窓口や制度が違います。県のTNR等活動支援補助金は、鳥取市を除く県内が対象です。まず、住んでいる市町村の窓口に相談してください。
活動の相談は、どこにすればいいですか?
鳥取市の場合は、保健所 生活安全課 動物愛護係(0857-30-8551)です。

出典:鳥取市「地域猫活動について」「鳥取市地域猫活動等支援事業の流れ」、鳥取県「地域猫活動モデル事業」「TNR等活動支援補助金」(いずれも2026年10月20日に確認)。支援の内容・条件・受付は変わることがあるので、最新の情報は各窓口にお問い合わせください。

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