子猫を拾ったら・見つけたら(鳥取市の相談先と最初にすること)
鳥取市で保護猫活動をしているOhanaが、市や県の公式情報をもとにまとめています。制度や日程は変わることがあるので、最新の情報は各窓口でご確認ください。
先に結論
子猫だけが鳴いていても、すぐに触らず、離れて見守ってください。母猫は近くにいて、授乳のときだけ戻ってくることがほとんどです。人がそばにいると、母猫は戻ってこられません。
けがをしている、ぐったりしている、危ない場所にいる、などのときは、動物病院や保健所に相談してください。
まずは触らずに見守る
鳥取県が出している資料によると、母猫の子育てはこんなふうです。
- 離乳前の子猫には、母猫がおよそ3時間おきにお乳をあげている
- 授乳は5〜10分ほど。それ以外の時間は、子猫から離れてごはんを食べたり、休んだりしている
- 数週間ごとに、子猫を連れて場所を移動する
- 子猫の近くに人がいると、母猫は授乳に戻ってこられない。子猫に人のにおいが付くと、警戒して見捨ててしまうこともある
つまり、「子猫だけでいる=捨てられた」とは限りません。少し離れた場所から、数時間ようすを見てあげてください(時間は目安です)。
すぐに助けが必要なとき
次のようなときは、見守るだけでは命が危ないかもしれません。
- けがをしている、血が出ている(→「けがをした猫を見つけたとき」)
- ぐったりして動かない、体が冷たい
- 車道のそばや、雨に打たれる場所など、危ないところにいる
- 長い時間たっても母猫が戻ってこず、ずっと鳴き続けている
鳥取市・岩美町・若桜町・智頭町・八頭町にお住まいの方は、鳥取市保健所 生活安全課(0857-30-8551)に相談できます。ただし保健所は、命に関わるけがの場合などを除いて、猫を引き取ることはできないとしています。中部は倉吉保健所(0858-23-3149)、西部は米子保健所(0859-31-9320)が窓口です。くわしくは「野良猫・子猫に困ったときの相談先」をご覧ください。
保護したら、最初にすること
1. 体をあたためる
小さな子猫は、自分で体温を保てません。タオルでくるんだり、タオルで巻いたカイロや湯たんぽをそばに置いたりして、あたためてあげてください(直接当てるとやけどをするので注意)。
2. 動物病院で診てもらう
生まれてどのくらいか、けがや病気、ノミ・ダニがないかを診てもらいます。ミルクの量や回数も、その子に合わせて教えてもらえます。
3. ごはんは「子猫用」のものを
まだ歯が生えていない子猫には、子猫用のミルクを哺乳びんやスポイトで少しずつあげます。牛乳は子猫のおなかに合わないので、あげないでください。離乳したあとも、子猫用のフードを選びます。
生まれて2週間ほどの子猫には、夜中もミルクが欠かせません。Ohanaでも、乳飲み子を保護したときは、夜中の2時半に起きてミルクをあげることがあります。小さな命を育てるのは、思っている以上に体力のいることです。無理のない範囲で、動物病院や周りの人に頼りながら進めてください。
自分で育てられないとき
保護したけれど、家で飼い続けるのは難しい。そんなときは、新しい家族を探す方法があります。
- 鳥取県の譲渡マッチングサイト「鳥取わんにゃん家族」に情報を載せる
- 鳥取県東部の方は、鳥取市のホームページに「譲りたい犬猫」の情報を載せる相談ができる(保健所へ)
- 知り合いや、SNSで里親を探す
里親を探す間も、子猫は成長していきます。生後しばらくたったら、不妊・去勢手術の時期についても動物病院で相談しておくと安心です。
よくある質問
- 子猫を見つけたら、すぐに保護したほうがいいですか?
- けがや衰弱がなければ、まずは離れて見守ってください。母猫は授乳のときだけ戻ってくるので、人がそばにいると近づけません。
- 保健所に連れて行けば、引き取ってもらえますか?
- 鳥取市保健所は、命に関わるけがの場合などを除いて、猫の引き取りはできないとしています。連れて行く前に、必ず電話で相談してください。
- 牛乳をあげてもいいですか?
- 牛乳は子猫のおなかに合わないので、子猫用のミルクをあげてください。量や回数は、動物病院で相談しましょう。
出典:鳥取県「子猫が近くにいて心配をしている方へ」、鳥取市「迷子のペット情報(猫を保護したが、どうすればいい?)」「飼養犬猫の譲渡情報」(いずれも2026年10月20日に確認)。ミルクや体温の管理は一般的な目安です。子猫の状態に合わせて、必ず動物病院の指示に従ってください。