鳥取市の野良猫の不妊・去勢手術の補助金と地域猫活動の支援
鳥取市で保護猫活動をしているOhanaが、市や県の公式情報をもとにまとめています。制度や日程は変わることがあるので、最新の情報は各窓口でご確認ください。
先に結論
鳥取市には、飼い主のいない猫(野良猫)の不妊・去勢手術の補助金があります。県の一覧(令和8年5月現在)では、オス上限1万円・メス上限1万5千円で、手術の前の申請が必要とされています。
- 窓口は、鳥取市保健所 生活安全課(0857-30-8551)
- 補助金は年度ごとに決まり、予算がなくなると受付が終わります。今年度の受付状況は、必ず保健所に確認してください
- 地域で管理する「地域猫活動」にも、市の支援があります
なぜ不妊・去勢手術が大切なの?
外で暮らす猫は、1年に何度も子猫を産むことがあります。鳥取県の資料によると、野良猫の子猫で生後半年まで生き延びられるのは4〜5匹に1匹、野良猫の寿命は約5年(飼い猫は約15年)と言われています。手術をして数を増やさないことは、つらい思いをする命を減らすことにつながります。
Ohanaも、外で暮らす猫を捕まえて手術をし、元の場所に戻すTNRに取り組んでいます。これまでに50匹のTNRを行ってきました(2026年10月時点)。
鳥取市の手術費の補助金
鳥取市は、飼い主のいない猫の手術費用の一部を補助しています。県の「飼い主のいない猫の不妊去勢手術の助成」の一覧(令和8年5月現在)では、鳥取市の補助は、オス上限1万円・メス上限1万5千円(上限を下回った場合は、下回った額)で、事前申請が必要とされています。市のホームページに載っていた令和7年度(2025年度)の内容は、次のとおりでした。
| 対象 | 鳥取市に住んでいる方が、鳥取市内でつかまえた野良猫に、鳥取県内の動物病院で手術を受けさせる場合 |
|---|---|
| 条件 | 手術済みの目印として、耳の先を少しカットすることに同意できること/自分で猫を動物病院に連れて行けること |
| 補助額(1匹あたり) | オス 10,000円、メス 15,000円(耳先カットのみの場合は、その手術費用に相当する額) |
| そのほか | 捕獲器と腕章を無料で貸し出し |
| 受付 | 令和7年度は、予算の上限に達したため受付を終了しました |
令和8年度(2026年度)の助成の案内は、2026年10月20日の時点でも、鳥取市のホームページに見当たりませんでした。今年度の受付があるか、金額や条件が変わっていないかは、鳥取市保健所 生活安全課(0857-30-8551)に確認してください。
地域猫活動への支援
「地域猫活動」は、地域の人が協力して、外で暮らす猫に手術をし、エサやトイレを管理しながら、これ以上増やさないようにする取り組みです。鳥取市は、自治会などの了解のもとで行う地域猫活動に、不妊・去勢手術などの支援をしています。
支援を受けるための主な条件
- 野良猫によって生活環境に困りごとが出ている(出るおそれがある)地域であること
- 活動する地域に住んでいる人か働いている人を1人以上含む、大人2人以上のグループであること
- 自治会などに活動の内容を説明して、了承してもらうこと
- エサ場とトイレの場所を決めること(土地の持ち主・管理者の了承が必要)
進め方
- 保健所に事前に相談する(支援の対象になるか確認)
- 管理する猫の数を調べ、申請書類を出す
- 支援が決まったら、猫を捕まえて手術を受けさせる
- 決まった時間・場所でエサをあげ、ふんの片づけと掃除をする
- 半年ごとに活動を報告する
くわしくは、鳥取市の「地域猫活動等支援事業の流れ」をご覧ください。
ふるさと納税で応援する方法も
鳥取市は、飼い主のいない猫の不妊・去勢手術を支援するために、クラウドファンディング型のふるさと納税で寄付を募っています(第4弾:2026年10月3日〜12月31日、目標200万円、返礼品なし)。手術をする時間がない方も、こうした形で応援できます。
地域猫活動の始め方と、県の支援は、「地域猫活動を始めたい」にまとめています。鳥取市以外の市町村は、「市町村別の補助金一覧」をご覧ください。
よくある質問
- 飼っている猫の手術にも補助金は使えますか?
- このページで紹介した市の補助金は、飼い主のいない猫が対象です。飼い猫の手術については、動物病院や鳥取市保健所に、使える制度があるか確認してください。
- 耳の先がカットされている猫は何ですか?
- 不妊・去勢手術を済ませた目印です。外で見かけても、すでに手術を終えている猫です。
出典:鳥取市「地域猫活動について」「鳥取市地域猫活動等支援事業の流れ」「【第4弾】人も猫も安心して暮らせるまちを、未来へ」「令和7年度 飼い主のいない猫の不妊去勢手術助成事業のご案内」(現在は掲載終了)、鳥取県「飼い主のいない猫の不妊去勢手術の助成」(令和8年5月現在)「子猫についての資料」(鳥取市のページと県の一覧は2026年10月20日、子猫についての資料は2026年10月14日に確認)