鳥取市保健所から猫を迎える流れ(条件・トライアル・費用)

鳥取市で保護猫活動をしているOhanaが、市や県の公式情報をもとにまとめています。制度や日程は変わることがあるので、最新の情報は各窓口でご確認ください。

先に結論

鳥取市保健所の猫を迎えるには、生活安全課に電話で申し出て、審査を受け、トライアル(1〜3週間)を経て、正式に譲り受けます。保健所へ行くのは、おもに3回です。

電話:0857-30-8551(鳥取市保健所 生活安全課 動物愛護係)

  • 募集中の猫は、鳥取市のホームページ、鳥取わんにゃん家族、保健所のInstagram(@tottori_wannyan)で探せます
  • 対面した日に、そのまま連れて帰ることは、原則できません
  • 65歳以上の人と一人暮らしの人は、後見人(代わりに飼う人)の同意書と、面会のときの立ち会いが必要です

募集中の猫を探す

鳥取市保健所が収容した猫の、新しい家族の募集は、次の3か所で見られます。

市のページの猫の一覧には、管理番号、毛色、性別、推定年齢、ワクチンや手術の状況が載っています。状況は【里親募集中】【トライアル中】【譲渡決定】【交渉中】などで示されます。【交渉中】は、譲り受けを希望する人がいるため、希望に沿えないことがあります。

譲渡の条件

鳥取市のページに書かれている、おもな条件です。

  • 20歳以上であること。65歳以上の場合は、後見人が面会のときに立ち会い、その人の同意書(様式2)を出すこと
  • 一人暮らしでないこと(成人の同居家族がいること)。ただし、後見人の同意書の提出と、面会のときの立ち会いができる場合は、この限りではない
  • 同居する人全員が、飼うことに同意していること
  • 猫を終生飼うことができ、えさ代や治療費などを負担できること
  • 集合住宅や借家では、規約や賃貸契約書の写しなどで、動物の飼育が承認されていると確認できること
  • 譲り受ける猫と同じ種類の動物を、すでに飼っていないこと。ただし、不妊去勢手術などをしていて、感染症のまん延やけんかを防ぐ措置をしている場合は除く
  • 入院が必要な病気の治療中でないこと
  • 譲り受ける猫の状態を、対面で直接確認できること
  • 誓約書の内容を理解して守り、保健所の指導や調査に協力できること
  • 過去に法令に基づく処分や罰金以上の刑、不正な譲り受けがあった場合は、一定の期間(原則2年)が過ぎていること

条件のくわしい文言は、市のページで確認できます。当てはまるかわからないときは、申し込む前に電話で相談してください。

申し込みから正式な譲渡までの流れ

鳥取市の「犬猫の譲受までの流れ(保健所からの譲渡)」をもとに、まとめました。

  1. 譲り受けたい猫を探す上の3か所で探します。
  2. 電話で申し出る生活安全課に電話します。年齢や家族構成などを聞かれ、「譲受希望申出書(様式1)」の内容を確認されます。65歳以上・一人暮らしの人は、後見人の同意書(様式2)を出します。
  3. 事前審査聞き取りと書類をもとに審査され、結果が連絡されます。要件を満たさない場合は、断られることがあります。
  4. 猫と対面する(1回目の来庁)指定された日時・場所で猫と会い、譲り受ける意思を確認します。家族以外の代理は認められません。後見人が必要な場合は、後見人も一緒に会います。対面した日の受け渡しは、原則できません。法律や感染症、飼い方についての指導もあります。希望者が複数いる場合は、審査で最も適していると思われる人に、トライアルの連絡があります。
  5. 受け入れの準備家族で話し合い、飼う環境が整ったら、受け渡しの日時を調整します。トイレ、えさ、ケージなどの環境は、写真か自宅への訪問で確認されます。
  6. 受け渡しとトライアル飼育(2回目の来庁)「トライアル申込書(様式3)」を出し、本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証など)と、ケージなどを持って行きます。家族以外の代理は認められません。
  7. トライアル受け入れてから1〜3週間以内に、譲り受けたいという連絡と、飼う環境の写真をメールなどで送ります。期間は、最大1週間延ばせます。譲り受けない場合は、連絡したあと、すみやかに生活安全課へ返します。
  8. 終生飼養の申し込み(3回目の来庁)「犬、猫等譲受申出書(終生飼養者用)」に誓約書(様式4)をつけて出します。本人確認書類を持って行きます。正式な譲渡のときに、カルテ、ワクチン接種の証明、マイクロチップの証明を受け取ります。

マイクロチップは、環境大臣が指定した登録機関で、登録所有者の変更の手続きが必要です。

手続きの費用

市のページには、マイクロチップの登録所有者の変更の手続きの費用が載っています。

オンライン手続き
(クレジット決済・PayPay)
400円
紙の手続き
(郵便振替・コンビニ払い)
1,400円+払込手数料など

猫を譲り受けるときの譲渡料の記載は、市のページにありません。申し込みのときに、生活安全課に確認してください。

譲渡のあとにすること

  • 譲渡から3か月が過ぎたら、「飼養状況連絡票」を、猫の様子がわかる写真をつけて、生活安全課に出します(郵送、FAX、メールでも可)
  • 不妊・去勢手術をしていない子猫は、生後6か月以内を目安に、必ず手術を受けさせます
  • 疾患が完治していない可能性があることを、了承する必要があります
  • 正式に譲渡されたあとは、どんな理由があっても、保健所に返すことはできません。飼えなくなったときは、責任をもって、新しい飼い主を探します(猫が飼えなくなったとき)

猫のエイズ(FIV)は、人にはうつりませんが、同居する猫にうつることがあります。感染している猫は、1匹で飼うか、感染している猫どうしで飼うことが求められます。高齢・病気・問題行動などで、介護や配慮が必要な「要ケア動物」は、犬猫を飼った経験がある人への譲渡になります。

保健所以外から迎える方法

後見人を立てるのが難しい、鳥取市周辺の高齢の人には、「鳥取市の保護猫預かり制度」があります。譲渡会や保護団体など、ほかの迎え方は、「鳥取で保護猫を迎える方法」と「鳥取の保護猫譲渡会」にまとめています。

保護猫Ohanaについて

Ohanaは鳥取市を拠点に、2020年から保護猫の譲渡とTNRに取り組んでいます。これまでに102匹の猫が、Ohanaから新しい家族のもとへ旅立ちました(2026年10月時点)。家族を募集している猫は、保護猫たちのページとInstagramでお知らせしています。里親の条件やお申し込みの流れは、「里親になるには」をご覧ください。

よくある質問

保健所の猫は、会った日に連れて帰れますか?
対面した日の受け渡しは、原則できません。2回目の来庁で受け渡しとトライアルが始まります。県外など遠方の人は、相談に応じるとされています。
一人暮らしでも、保健所の猫を迎えられますか?
市の条件では、一人暮らしでないことが原則です。ただし、後見人の同意書を出し、面会のときに後見人が立ち会える場合は、この限りではありません。
トライアルは、どのくらいの期間ですか?
1〜3週間以内に、譲り受けたいかどうかを連絡します。最大1週間、延ばせます。譲り受けない場合は、保健所に返します。
代理の人に、受け取りを頼めますか?
対面も、トライアルの受け渡しも、家族以外の代理は認められません。
正式に譲渡されたあとで、返すことはできますか?
できません。どんな理由があっても、保健所には返せないとされています。飼えなくなったときは、責任をもって新しい飼い主を探します。
鳥取市以外に住んでいても、申し込めますか?
市のページに、住所の条件は書かれていません。県外など遠方の人は、対面や受け渡しの日程を相談できます。まず電話(0857-30-8551)で確認してください。

出典:鳥取市「収容犬猫の譲渡情報(保健所からの譲渡)」「犬猫の譲受までの流れ(保健所からの譲渡)」、鳥取県「鳥取わんにゃん家族」(いずれも2026年10月20日に確認)。条件・流れ・費用は変わることがあるので、最新の情報は鳥取市保健所 生活安全課にお問い合わせください。

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